公益財団法人 京都伝統産業交流センター

お知らせ

西京高等学校附属西京中学校において京都の伝統産業に関する講演を実施しました!③

 6月25日(金)及び6月29日(火)に京都市立西京高等学校附属中学校において、当財団から講師を派遣し、京都の伝統産業に関する講演を行いました。この度、生徒の皆様からお礼のお手紙をいただきましたので、その一部をご紹介いたします。

〇 先日は、お忙しい中、私たちの職場体験学習のために、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。私がお話の中で特に印象に残ったことは「イノベーション」です。伝統産業を活性化させるために伝統産業をイノベーションで先端産業へと変化させるという考え方がとても素敵だと思いました。温故知新という言葉がありますが、未来社会を担う私達が将来、世の中をよりよく発展させていくときに京都の伝統産業の良いところを積極的に取り入れながら伝統産業の技術や歴史を守っていこうと思います。

〇 先日は、お忙しい中、私たちの学習のためにお話しをしていただき、ありがとうございました。今回のお話の中で、様々なことを知ることができました。特に印象に残っているのは、伝統産業と「自分の生活とのつながり」です。京都には伝統産業が元となった先端技術産業があると知り、今の自分達の生活は伝統産業あってこそのものだと気付きました。また、生活の細かいところに目を向けてみると、先人たち「快適に過ごすための工夫」が多くあるとわかりました。学ばせていただいたことは、他にもたくさんありますが、これからは普段から伝統工芸に触れ、使っていくことで伝統産業を身近なものにしていきたいと思います。

 当財団では、京都の伝統産業の未来の使い手・担い手の育成に関する取組を積極的に展開しています。授業での京都の伝統産業に関する講義、実演、制作体験の実施にご関心のある教育機関・関係者は、ぜひ当財団までご相談ください。

【参照】
 ・ 西京高等学校附属西京中学校において京都の伝統産業に関する講演を実施しました!①
 ・ 西京高等学校附属西京中学校において京都の伝統産業に関する講演を実施しました!②

 

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